かなりの威力を持った台風24号が過ぎました

皆様の家は無事だったでしょうか

我が家はなんとか難を逃れまして、ほぼ無傷で朝を迎えることができました

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ガルバリウムに凹みも無くひとまず安心

「なんとか」と言ったのは、お隣さんでは窓ガラスが割れたからです

深夜1時過ぎ
風が猛烈な威力で吹き荒れていた時、2階のペアガラスの寝室掃き出し窓がパーンッ!といったそうで
・・・ちょうど眠れなくてひたすら料理をしていた私もその音を聞いてました


理由は、飛来物が当たったから


飛来物ってなんだ?と思ったら、なんと数軒先の家のスレート屋根!

お隣さんに怪我がなくて本当に良かったです・・・・!


しっかし、この数軒先の屋根、実は我が家にも沢山落ちてまして
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集めると数センチサイズから数十センチサイズまでこんなに!

そのお宅から我が家までは約20メートルあるんですが、我が家の南面テラスにこの破片がバラバラ落ちてたので本当に間一髪だったんだ、と気付いたら寒気がしました

その10メートルくらい横の我が家2階の部屋で家族が寝てるわけですから・・・!

お近くの別の方に聞くと、どうやら台風がある度に何かしらそのお宅から飛んでくるらしい・・・え・・・(゚o゚;;

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恐ろしいもんです

台風のニュースの中で、『窓からはできるだけ離れてお休み下さい』の理由がよくわかったわ
次台風来たら寝る部屋は窓が少なくて小さい部屋に移動しよう!


ちなみにそのお宅、あまりにオンボロ具合でしたので、てっきり空き家だと思ってたらお一人でお住まいらしく…
台風が去った今、屋根の一部はまさに穴があいてるのが見えます
軒の一部からポカーンと青空が見えました…なんてこった。。家も可哀想に。。。


土地探しの条件とは


この土地を決める際、ハザードマップで調べたり、ご近所の様子などは色々確認していてある程度リスクになりそうな点は認識してました
でもまさか我が家より数軒も先の家状況まで影響するとは思いもよりませんでした


土地や家を検討している場合、隣近所の様子は伺うもんですけど、台風の到来が頻回する昨今、隣だけでなく20〜30メートル範囲で倒壊の恐れがありそうな家屋があるか?明らかな古家があるか?空き家があるか?確認しておくことも必要なんですね・・・

我が家は目の前にオンボロアパートがあるからその瓦屋根が飛んでこないかとヒヤヒヤしてたんですけど、スレート屋根(今回の場合はメンテナンスを全くしてない年代物)より瓦屋根の方が重量があるからこんな時はまだマシだったのかもしれないです


しかし、お隣さんから『あそこのお家の屋根が…』と言われて、ん?と思ったんですけど、家を建てる時にM氏は調べてましたけど私は屋根についてはほとんど検討していなかったわぁ

スレート屋根という言葉は知ってたけど、それがどんなものなのか?とか全く知ってなかったんです

ということで、屋根の種類についてはこちらで詳しく説明されてました


古いお家がいけないというワケでもないですし、瓦がいけないわけでもない、もちろんスレートがダメなわけでもないですが、どんな素材でもしっかりと定期的なチェックとメンテナンスをしておくこと、これは家主として絶対に必要な事だと思います

自然災害で損壊してしまうことは本当に残念で無念で辛く、避けたくとも避けれない事でもあるけれど、メンテナンスを怠っていた事により周りの家にまで被害を及ばせちゃあそれはならん事ですよ

今回の場合は、お隣さんの窓が割れたのは、明らかに屋根を飛ばした側の問題じゃなかろうかと・・・

我が家の庭には何本も錆びついた釘が落ちてたので、屋根が飛んだ際に釘も飛び散ったんだと思います気づかないで子供が踏んづけたり、転んだ際に傷つけたらと思うと・・・恐ろしや!



産まれてこの方ずっとマンションに暮らしてきていて、外壁や共用スペースへの知識はほぼないようなもんでした
親の所有物だったからというのもありますけど、でもこれからは1つの家に住まう人として、そしてご近所さんとの共同体としての感覚をより意識していかねばなぁと思います




しかし
かなり昔の屋根にはアスベストが含まれてたりするらしく・・・(現在はアスベスト入りの屋根の生産は停止)
我が家に落ちた屋根達、どうみつくろってもそこ可能性高な程の年代物・・・^_^;

うーん。。どうかもう台風はこないでほしい…!